Alternate location 識別子を持ったファイルの読込 (2017/10/30 追加)

PDBファイルの中には、特定の残基について、Aの構造/Bの構造/…のように複数種類の構造が登録されている残基(Alternate location識別子を持つ残基 )があります。 通常MolFeatではPDBファイルの全ての構造を読み込んで表示しますが、下記のスクリプトを使うと、指定した識別子の残基構造と、識別子を持たない残基のみ読み込んで表示できます。

Note

スクリプト30行目の"A"の部分を編集して読み込む構造(識別子のアルファベット)を変更できます。

data/AlternateLocationIndicator.zip

MolFeat スクリプトの実行手順

  1. ツールバーにある[スクリプトウィンドウを表示]のボタン、もしくは[表示]メニュー→[ウィンドウ]→[スクリプトウィンドウ]をクリックします。

    _images/Rotate&ZoomScript2.png

  1. 下図のダイアログが開きますので、ダイアログ右下のフォルダーのアイコンをクリックし、スクリプトを読み込みます。

    _images/Rotate&ZoomScript3.png

  1. ダイアログの[引数]に読み込みたいPDBファイルのフルパス(フォルダの区切り文字は/)を入力し、Enterキーもしくはダイアログの[実行]ボタンを押すとスクリプトを実行します。

    _images/AlternateLocationIndicator1.png

    Note

    PDBファイルは、ファイルの書き込み権限のあるフォルダに置く必要があります。よく使うスクリプトは、MolFeatのインストールディレクトリにある「Script」にスクリプトファイルを入れておくと、スクリプトウィンドウのリストからスクリプトを選んで実行できます。