myPrestoの3DdataConstructionシステムの分子構造の3次元化処理ツール(create3d)を用いてMDL sdfデータ(2次元)からSybyl MOL2データ(3次元)を作成します。
手順は以下のとおりです。
1.リボンの[スクリーニング]タブにある[3DdataConstruction]ボタンをクリックします。
➜ [3DdataConstruction]ウィンドウが表示されます。
2.各項目を入力します。
ホスト名 |
計算サーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。 |
ユーザー名 |
計算サーバーにログインするためのユーザー名を入力します。 |
パスワード |
計算サーバーにログインするためのパスワードまたはパスフレーズを入力します。 |
ポート番号 |
計算サーバーにssh接続するためのTCPポート番号です。ssh用のポート番号は一般的には22ですが、サーバーの手引書や管理者の指示に従ってください。 |
2D sdf |
ローカルPCでの入力sdfファイルのパスを指定します。圧縮形式(*.sdf.gz)を指定する事もできます。 |
3D mol2 |
ローカルPCでの出力mol2.gzファイルのパスを指定します。 |
source |
データソース名を指定します。指定した文字列が、Sybyl mol2ファイルのコメント項目、SOURCE欄に出力されます。 |
supplier |
入力sdfにサプライア名タグ(SUPPLIER)が存在しない場合に指定します。本内容がmol2ファイルのコメント行SUPPLIERに記載されます。 |
idtag |
入力SDFにIDNUMBERタグが存在しない場合に設定します。指定した文字列のタグをIDのタグと見なし、 mol2ファイルのコメント行IDNUMBERに記載されます。 |
3.[接続]ボタンをクリックして計算サーバーに接続します。
4.[実行]ボタンをクリックして、計算を開始します。
➜ 計算に必要なデータが作業ディレクトリーに転送され、計算が開始されます。
一度、計算を開始するとEasy myPrestoを終了しても3DdataConstructionの計算は独立して継続されます。
計算開始後にEasy myPrestoを終了する際は、必ず現在の編集内容をワークスペースファイルとして保存してください。3DdataConstructionのプロセス実行状態を追跡できなくなります。
5.計算が完了すると出力ファイルを計算サーバーからローカルの指定したパスに転送します。