6.5. Minimize/MD
概要
この項ではMinimize(エネルギー最小化)、MDを行う手順を説明します。
エネルギー最小化を行う場合は[Minimize]、MD計算を行う場合は[MD](下図赤枠)のボタンをクリックします。
図1:[Minimize][MD]のクリック
シミュレーションのパラメータを設定します。ダイアログの[設定]のタブで主なパラメータを設定します。[詳細設定]をクリックするとより詳細な設定が行えます。MD計算中の分子構造(座標トラジェクトリ)を出力する場合は[詳細設定]→[出力設定]→[座標トラジェクトリファイル形式]の設定を調整します。
図2:[Minimize][MD]の設定ダイアログ
[実行]ボタンをクリックし、計算を開始します。
Note
計算途中でMF myPrestoを終了する場合、Workspaceファイルとして保存しておくと、次回起動時に計算途中から復帰できます。
図3:[実行]のクリック
6.5.1. Minimize/MDの[プロセス]タブの設定について
Note
並列計算を行う場合は下記の設定が必要になります。原子数が多い場合や、ループ数が多い場合は、MPIを使い並列計算することをお勧めします。
[プロセス]タブのメニュー上部にある[プロセスの種類]でSSH経由でJOBを投げるか、ローカルで計算するかを選べます。
OS |
種類 |
---|---|
Windows |
Microsoft MPI |
Mac |
HomeBrew/MacPortのMPICH |
RHEL |
MPICH/OpenMPI |