Easy myPrestoのtplgeneXの実行で生成したトポロジーデータはファイルへ書き出しできます。また、通常のtplgeneXが出力するアスキー形式のトポロジーファイルを読み込み可能です。
書き出し
1.サムネイルビューでトポロジーデータを作成したシーンを選択します。
2.[ファイル]メニューから[保存]をクリックします。
➜ どのデータを書き出すかを選択するためのダイアログが表示されます。
3.“Tplgene topology”を選択して[OK]ボタンをクリックします。
4.ファイルダイアログが開くので名前をつけて[保存]ボタンをクリックします。
➜ tplgeneXが通常出力するアスキー形式のトポロジーファイルと同様の形式で出力されます。
読み込み
1.サムネイルビューでトポロジーデータを読み込ませたい分子データの含まれているシーンを選択します。
2.[ファイル]メニューから[開く]をクリックします。
3.ファイルダイアログから目的のトポロジーファイル(拡張子“tpl”)を選択し[開く]ボタンをクリックします。
➜ どの分子データにトポロジーデータを割り当てるかを選択するためのダイアログが表示されます。
4.トポロジーデータを割り当てる分子を選択して[OK]ボタンをクリックします。
➜ トポロジーファイルが読み込まれます。
トポロジーデータと分子データの間で、原子数や分子鎖数などが異なっている場合、MD計算を開始する際にエラーとなります。
現バージョンでは、ファイルからトポロジーデータを分子データに追加した場合、トポロジーデータの以下の初期値は求まりません。
溶媒のセルタイプ |
溶媒のモデル |
ネットチャージ |
上記、2つについては、Cosgene実行前に、境界条件設定などの初期値の決定に利用されます。そのためファイルからトポロジーデータを読み込んだ場合はMD計算を開始する前に該当箇所を手動で設定する必要があります。